アレグロ・エネルジコ マ・ノン・トロッポ

大好きなショスタコーヴィチ先生やマーラー監督の音楽をめぐっての考察(妄想とも言います)や、
出かけたコンサートの感想などを中心にして好きなものごとについて綴っております。

カテゴリ: Johnny Weir

今日のお昼にアメブロの方にアップした記事ですが、Johnny Weir関連でこちらのブログを読んでくださる方もいらっしゃるので、こちらにも載せることにしました。
早朝、ジョニーが来季は休場すると決めたことを知りました。
Twitterでも、複雑な心境をぎゅっと凝縮して吐露してくれていますし、ファン宛てにメッセージを寄せてくれました。音声メッセージも寄せてくれていたのですが、(おそらく)エージェントの方が消されたのだと思います。
ジョニーのメッセージを訳してみました。
記事のソースはこちらです。

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最愛のファンの皆さまへ。

 来シーズンの競技スケートへの登録を取り消すことを正式にお知らせしようと思います。今シーズンの賛否両論だった競技のことを数ヶ月にわたって考えてきましたが、その結果、競技者であり、またアーティストとしての自分を探り再構築するには1年の休養が必要であるという結論に至りました。

 現在すすめているいくつかのプロジェクトがあって、それらに時間を割きたいと思うのです。その中にはシングル“Dirty Love”制作や、僕が関わっているファッション・ブランド“Be Unique”の活動、Gallery Booksから来年発行される、四半世紀にわたる僕の回想を綴った本の執筆なども含まれています。第2期に入るテレビシリーズにも取り組んでいますし、もちろん、アイス・ショーで世界中を回り素晴らしいショーをお見せするということもあります。

 ここで、たくさんの方々にお礼を述べさせていただきたいと思います。僕のママ、パティ、僕のコーチであるGalina Yakovlevna, Zmievskaya, Viktor Vassilievich PetrenkoそしてNina Leonidovna Petrenko、振付師のDavid Wilson、僕のエージェントであるTara Modlinそして Fireworks Sports Marketing。僕の友人、家族、そして、とりわけ僕のファンの皆さん。今季はファンの皆さんに捧げるつもりで滑ったようなもの、ファンの皆さんがいてくださったからこそ滑ることができたと思っています。実際、皆さんが僕にさまざまなインスピレーションを与え、二度めのオリンピックへの後押しをしてくれたのです。本当に何から何まで皆さんのおかげです。

 1年シーズンをお休みする最大の理由は、自分のスケートを徹底的に見直す時間が必要になったということです。新しいイメージを創り出したいのです。ですから、競技スケートの場に再び戻ってきたときには、独創的であり、かつ、見てくれている人の気持ちを鼓舞するような演技をお見せできるはずです。申し上げたいのは、この結論は2011−2012シーズンへ競技者として戻ってくるという希望の布石であるということです。

 現在26歳の僕は、2000年以来スポーツ界の最も高いレヴェルの中で鬩ぎあってきました。この13年間というもの、トレーニングと競技というものが唯一の生き方のようなものでした。振り返ってみると、まるで不思議な旅をしてきたようですが、ここへきてのつかの間の旅の中断が僕のスケートや僕の将来にきっと有意義なものになると信じています。

 競技スケートの場からは一旦身を引きますが、できるかぎり氷の上に立ってトレーニングをしたり、世界中のファンの皆さんの前で演技ができたら・・・と思っています。次の競技シーズン用のプログラムの曲を決めたり、コスチュームのことだってあれこれと考えているぐらいですから。

 今のところ、僕はさまざまなプロジェクトに邁進していますが、僕の心の中では2014年に行われるソチ・オリンピックのことを一度だって忘れたことはありません。ロシアで開催されるオリンピックで競技することは僕にとって夢ですし、僕のファンの皆さんは、僕が簡単に夢をあきらめるような人間ではないことをよくご存知だと思います。

 僕を応援してくれるすべての方にありがとう。あなたたちの前ですぐにでも演技がしたいよ。僕のこの時期でのこの決断は正しいことだと思っています。そして人生の長きに渡ってフィギュア・スケーターとして歩んでこられたことを、とても誇りに思っています。

ありがとう。

ジョニー・ウィアー

2010年7月8日

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こちらにも"Johnny Weir"の検索で来てくださっている方がいらっしゃいますので、アメブロでは3つに分けて書いたものを一つにまとめてアップすることにします。


2010年5月6日に行われたGMHC 88 for AIDS benifitにおいて、Johnnyくんがインタヴューに答えている音源を見つけましたので通訳してみました。
語尾や全体の言葉のニュアンスは、こんな感じかな…という感じで訳したので、イメージに合わない方は適宜頭の中で変換してお読みください。

では、いきます♪

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◆“Dirty Love”ができた経緯について

 オリンピックの後にLucianが連絡をくれたんだ。正確にはFace bookを通してということになるけれど。

 Lucianは、自分はRupaul のCover Girlのプロデュースをした音楽プロデューサーだって言ったよ。そこでたくさんの人たちと裏話やなんかについていろいろと喋っていたんだけど、その時になんとなく僕は「ハァイ!会えて嬉しいよ」って言ったのさ。だって何だかステキじゃない? そうしたら、LucianはLucianで、「きみのために曲を書いたんだ」みたいなことを言ってくれて。
 そこで、1〜2週間前にLAの彼のスタジオや家に行った。曲名はすぐに“Dirty Love” に決まったよ。二日前に歌詞が出来上がって明日朝にはベガスへ行くけど、そのまままっすぐにLAへ行ってレコーディングさ。

◆“Dirty Love” のミュージックビデオに込めた思いとは

 もう、本当にたくさんの思いが詰まってる。
“Dirty Love”という歌は僕にとっては、新しい試みのひとつではあるけど、実際に歌詞が持っている意味というのは、僕としては、自分と自分をとり囲むメディアとの関係を描いたようなものなんだ。
 長年スケートをやっているから、そういったメディアとの関わりも多いよね。いつだってメディアの人たちの中にいるようなものだよ。
 スケート関係のメディアの人たちとの関係っていうのは、こう、愛憎が交じり合ったようなもので、いい時もあれば、随分ひどいことを書かれたこともあったし、そういうときには彼らと口もききたくない。
 今でもそういう人たちのことを好きなふりをするのも本当に難しい時だってあるよ。何とか好きになろうとはしてるんだけどね。
 だからいっそのこと、自分で自分のイメージを前面に押し出して、自分の声を聞いてもらおうと思ったんだ。
“Dirty Love”が表現しているものは、愛には二面性があるということ。それがそもそものアイデアかな。
 愛における利害関係というものも表現しようと思っているよ。ヴィデオはうんとうんと陰鬱で暗いイメージにしたいと思ってる。僕は白い服を着る予定だけど。


◆2011年1月出版の本について*

 いろいろなことを書くつもりだよ。僕の場合、スケートの世界でも公の場でもずいぶんと間違った捉え方をされているよね。
 だから前々から言いたいことはたくさんあった。
 以前から自分という人間やいろんな人たちについて僕が考えていることを発表できる機会が欲しいと思っていたよ。
 その点、本というのは、非常に優れた表現手段の場だと思う。好き勝手編集されたり、部分的に引用されたりしないから。言いたいことをありのままに書けばいいわけだからね。
 もちろん、いささかスキャンダラスな内容も含まれてはいる。
 スケートをやってきた中で本当にたくさんのことが僕の身には起こったよ。みんなにも何があったのかきちんと知ってほしい。


◆本を読んだ人が一番驚くことは何?

 何だか、僕って、何というか、派手派手しくてdivaっぽいゲイ野郎っていうことで評判になってるでしょ。まあ、スケートの世界ではそうだよね。
 多くの人は僕のことを全然わかっちゃいないよ。どこからそういうことになったのかわからないし、そんないいかげんな噂を流し始めたのが誰だか知らないけどね。

 でも、この本を読んでもらえば、僕がとっても素晴らしい環境で、とても厳しい家庭で育ったんだということがわかってもらえると思うよ。
 僕の家族はとても愛情に溢れていて、それでいて厳格なんだ。
 そういう家庭環境の中で、僕のモラルや信念がどのようにして育まれてきたか、どうして僕が一生懸命働いているのかということもわかると思うよ。世の中のさまざまなことについてどんな風に理解するようになったかということについてもね。
 普通の子供たちが世の中について学んでいくのと同じだよね。言ってみれば、1ドルの価値がわからない子供はろくな育てられ方をされていないと思う。そういうことさ。とは言っても、25〜26歳になってもお金の価値がわからない人も多いけどね。

 もちろん、スタッフのこと、愛すべき生活のこと、人間関係のことも書くよ。世の中にはステキな人がいっぱいいるよね。それからいろいろと考えているこれからのプランのことなどについても書くよ。

 とにかくいい本になると思う。


◆ジョニー・ウィアーのお気に入りは

1.バレンシアガのバッグ
――僕は、いつもいつもどんな時だってバッグを持つよ。女性用のバッグだけど、隠そうなんて思ったことはない。ハンドバッグを持つんだ。たいていはバレンシアガのもの。いろいろな色を持っているけど、世界中のファンからの贈り物だよ。17個ぐらいあると思うけど、自分で買ったのは3つだけかな。
2.Deggings
――いわゆる普通のパンツは好きじゃない。
3.シャネルの時計
――そしてシャネルの時計をする。
4.シャンパン
――美味しいシャンパン、大好き。
5.Rimawaのスーツケース
――いろいろなところに行くからね。居場所を決めずに暮らしているようなものだよ。Rimawaのスーツケースは必需品。僕が今使っているのは、黒くてピカピカしたやつだよ。スーツケースは僕にとってはライフラインのようなものだね。
6.先のとがった靴
――足のサイズが小さいから、ちょっとでも大きく見えるように。

Mari MAEJIMA 2010

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以上です。
聴きなおして「やだ、違うわ」というところが見つかったら、こっそり直します。

さて、ジョニーくんが言っている本なのですが、amazon日本でも、もうすでに予約が始まっているようですね!
来年1月発売予定なのに、先ほど見てみたら洋書部門で10位でした
6月8日午後8時現在洋書部門第1位です
こちらがその本です。





あのぅ……、出版社さま。。。

日米同時発売なんてことになったらステキだと思いません?

もうどこかが日本語の版権・翻訳権は押さえちゃったのかしら。。。

ウィルソンは現実的にはなかなか難しそうだし、グリークマンはすでにどこかが版権を取って誰かが訳し始めているみたいだし、わたしに残された道はあとひとつ!!!
責任と愛情をもってやり遂げますから!!

ジョニーの言葉を訳させて〜♪

いろいろと調べていたら、間違いに気づいたり新しく知ったりしたことがありました。
今回加筆した部分には下線をつけ、修正した箇所はイタリックとしました。
誤ったことをブログに書いてはいけませんね。。。反省!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あっ!」という間に1年の4分の1が過ぎてしまったので
「ああっ!!」という間にきっと半分くらいが過ぎ、
4分の3が過ぎるころには「あ。。。あああ。。。」となっているに違いないという現実を直視したくない、逃避したいとてブログ更新しています。。。

Johnny Weirくん愛用の香り、“Back to Black(by Kilian)”についての覚書みたいなもの。

     Kilian Hennessy
kilian03この人がキリアン・ヘネシーさんです。
ヘネシーという苗字からもわかるように、あのヘネシーの6代目の当主なのだそうです。
キリアンさんは幼少のころからコニャックの貯蔵庫に漂う香り“angel's share”に囲まれて育ち、香りの世界に魅せられることに。
何とか“angel's share”(天使のおすそ分け?)のイメージのような香りが創り出せないものだろうかと考えたそうです。
そして2007年に立ち上げたのがby Kilianというブランド。


weirこちらWeirくん、
あ、失礼いたしました。。。

でも、、、今気づいたんですが、
このお2人、似てません??


42522_1by Kilianからは、すでにいくつかのシリーズが出されているのですが、
L'Oeuvre Noir/Black Masterpiece
シリーズの8作目として生み出されたのが
このBack to Blackとのことです。
調香師はCalice Becker。
そしてこの名前はAmy Winehouseを讃えて名付けられたそうです。
そういえば、彼女の2枚目のアルバムタイトルが
Back to Black”(←リンク)ですね!


香りのイメージはずばり
愛の媚薬はうん。。。

箱やボトルがかなりゴージャス。。。
ちなみにこの箱には鍵がかかるようになっています。そして鍵にはタッセルが♪


t02200257_0300035010451083501Johnny Weirくんの愛用香水と知ってしまったならば、欲しいではありませんか。

でも、かなり高額(海外オーケストラの演奏会に2回ぐらい行ける)なので、香りをちょっと試すということもはばかられ、探してみたらサンプルも扱っているお店がありました♪
0.7mlで$4:00です。


でもって、待ちに待ったサンプルが届きました〜♪

Back to Blackを構成している香りは
ベルガモット、ラズベリー、カモミール・ジャーマン、カルダモン、コリアンダー、サフラン、シダーウッド、ヴァニラ、アーモンド、ベチバー、パチュリ、オークモス、フレンチラブダナム、ホワイトハニー、そしてtobacco。

成分は調査済み(?!)だったので、かなりheavyでオリエンタル&エキゾチックな香りに違いないと想像はしていたのですが、さすがはコニャック製造で培われた嗅覚とセンスだけあって、甘さと重さと苦さがなんとも絶妙なハーモニーを奏でている、この上もなく天使的である、と同時に悪魔的な、麻薬に溺れるってこんな感じかしらと思えるほど、妖しい魔力に満ちた香りでした
好き嫌いがはっきりする香りとも言えましょう。
t02200323_0240035210489383108
こんなイメージです


以下は極私的感想文♪

最初に立ち上がった香りは、アーモンドとヴァニラとベリーという、とっても美味しそうで、フローラルな女性的な香り。
これが5分ほど持続します。
で、これがずっと続くとしたら、ひとつ間違うと気持ち悪いくらい甘ったるい香りになってしまう…というところを、すんでのところで素晴らしい香りにとどめているのは、パイプタバコ独特のちょっと苦味のある香りやコリアンダー、サフランといった様々な香辛料のぴりりとした成分。
15分ごろから香りが落ち着いて一段と深みを増していくのですが、華やぎと官能性をくっきりととどめながらも、パチュリやオークモスやシダーウッドといういわゆる男性的な香りが過剰と思えなくもない甘さをほどよく抑えています。
自己主張の強い香りには違いありません。
でもやもすれば過剰な自己主張を和らげるかのようにほのかなハチミツの香りがすべての香りを繊細なレースのように縁取っている。。。
この妙なるハーモニーが、女性とか男性という枠を取り払っているような気がします。

「つける」というのではなく、まさしく「みにまとう」という表現がぴったりの香りであると思います。
身に纏えば、Johnnyくんはいつもかたわらに……。

もう、これはボトルを買うしかありません。

そして気になるタッセル!
Johnnyくんのタッセル好きはこんなところにも現れてたりして……。

arabian%20nightsこれからわたしはJohnnyくんとともに
アラビアン・ナイト*の世界にまいります。。。

t02200335_0263040010459695821では、ごきげんよう〜

(このJohnnyくん、アラビアン・ナイトっぽくない?)

Johnny-Weir_2“I love you, I hate you...”

えっ?誰ですか?
今、Back to BlackじゃなくてBack to Workって言ったのは!

*アラビアン・ナイト シリーズは“Pure Oud”と“Rose Oud”です。

◆商品ならびにキリアンさんの画像はサイトよりお借りしました。

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昨日の2時過ぎあたりから、ジョニー・ウィアーの妖しく美しい姿が脳内スクリーンから消えず、仕事の途中でも心はうつろ目は宙をさまよい、目の前にある英文に集中できないっ!

だめだ、何とかせねば!
ということで文字に封じ込めることにいたしました。

きっと、この先もいろいろと妄想が膨らんで収拾がつかなくなることもあるでしょうし、前々から作りたいと思っていたので、新しいコーナーを作ることにしました♪

その名も
「みーちゃ、心の短歌」コーナー  友蔵心の俳句みたいですが……。

「この浮気もんっ!」
って、タコ先生に怒られるといけないので、先生を折りこんでみました。
ちなみに、ジョニー・ウィアーがフリーの演技で使用した曲のタイトルは『堕天使』だそうです。。。でき過ぎだ。。。
それにしても、あの素晴らしい演技であの点数はちょっとどうかと思うんですが(まだ言ってる…)。
何か作為的なものを感じてしまったのはわたしだけでしょうか。。。

_1_final_type_a_main_imageでも、キス&クライで薔薇の冠と薔薇の花束がぴったりだったご本人は満足そうだったし、会場のブーイングを耳にしたときに、にっこりしながら手で「抑えて、抑えて」っていう仕草をしていたのが、なんか、こう、ぐぐっときました。
よいわ、本当に♪



では、いきます。

ジョニー・ウィアーが美しすぎるので困る…でも、とても好きだ…とて詠める歌。

b96854455_10-400x600【D】 堕天使か
【E】 エスかと見まごう
【S】 その姿
【C】 カナダの夕べに
【H】 飛来せしきみ


みーちゃ亭まりやっこ



ちょっと落ち着いた。
さあ、仕事仕事っと。。。

ご近所にジョニー・ウィアーがいなくてよかった(どういう想定だ!)。
何も手に付かなくなる。

これ欲しいです。。。

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出演:ジョニー・ウィアー
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発売日:2010-02-03
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ジョニー・ウィアー:氷上のポップスター
iconこちらはHMVへ)


今回のオリンピックの映像や『poker face』(←言葉にできないほど素敵!好みは分かれると思いますが、わたしはこの雰囲気に壊滅的に弱いのだよ)が収録されたDVD出ないかなぁ。。。
twitterでJohnnyのつぶやきを見つけて、すかさずフォローしたわたしはストーカー気質かな

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