アレグロ・エネルジコ マ・ノン・トロッポ

大好きなショスタコーヴィチ先生やマーラー監督の音楽をめぐっての考察(妄想とも言います)や、
出かけたコンサートの感想などを中心にして好きなものごとについて綴っております。

カテゴリ: 「うつ」のこと

今日から夫は夏期講習で大忙しです。

受験生に休みがないのと同様に、夫にもお盆休みもお正月休みもありません。
とくに学生さんがお休みになる夏や冬はいちだんと忙しい時期です。

夏期講習中は毎年わたしの身に何かが起きるので気がぬけません。
何かとは、クローン病の悪化や緊急入院という身体的不調と「鬱病」などの精神的な不調なのですが、これがこのところ交互に起きているのです。
迷惑をかけないように心身ともに健やかでいなければなりません。
でも、過剰に「元気でいなければ! 気はぬかないぞ!」と思っていると、これがけっこうストレスになって調子が悪くなることもあり……と、何とも面倒くさい人間です。

そして夫はさらに大変です。
レギュラーの授業の時とは違って(といっても、休みやすいというわけではありません)講習会のときには基本的には休むことなどできません。
妻が緊急入院しようが、輸血するぐらい状態が悪かろうが、授業は待ってくれません。
本人が調子悪くても点滴を打ってでも授業へ行かなければなりません。

本人の健康管理がもちろん1番大切なことです。
もともと健康には神経質な人だったのですが、わたしの緊急入院の様子や、病院でのつらい検査の様子を目にしてからは、ますます身体のことを気にするようになりました。
自分だったらあのような状況は耐えられないとのこと。

だから、アルコールは口にしないし、煙草も数年前にわたしが入院したときにきっぱりと止めました。
脂っこいものは決して食べないし、間食もしない。
腹八分目(六分目か七分目ぐらいかもしれない)は必ず守っています。
去年の人間ドックでは、わたしはさんざんな結果でしたけど、夫は何一つひっかかる項目はありませんでした。

病気はわたし一人で引き受ける(ど〜んと来いっ)ので、どうか夫がいつまでも元気で長生きしますように。

drawingこの2冊の本はわたしの夏期講習の課題のひとつ。詳しくは次回につづく……。

月曜日ぐらいから「鬱」状態に突入しています。

突然涙は出るし、夜は眠れないし、日中は気絶するほど眠いし、食欲ないし、何もしたくないし、と思うと饒舌になるし、時々叫びたくなるし、精神安定剤や睡眠薬を連用しているのでお腹の調子がよくないし、憂鬱だし……。

ブログの更新が滞っていたのはそのせいでもあります。

月曜日にあることがあって、ず〜っと我慢していたのですが、我慢の限界で、先ほど「過呼吸」を起こして失神しました。
セルシンを服用しながらこれを書いています。

(具体的なことは6月22日に削除)

一昨年のような「鬱病」はわたしとしてもこりごりだし、夫も
「『エミリーローズ』な日々再びか!?」
って感じで怯えています(映画『エミリーローズ』の主人公のような発作を起こすようになるのです)。

でも、ここで言いたいことが言えたので少し溜飲が下がりました。


精神科の先生に言わせると「めったに怒らない」ということも鬱病の原因になるみたいなのです。
実際には心の中に怒りの感情が渦巻いていても外に出さない、出せないんですね。
どんどん鬱積して内向していく。
で、我慢の限界にくると外に向って爆発するのではなく自爆です。
自傷行為や自殺未遂という形に走ってしまいます。
その手前が「過呼吸発作」の頻発です。
他人を傷つけないだけまだましなのでしょうが、家人にとってはやはり心配で迷惑なことでしょう。
そうなる前に、怒りを小出しにすればいいらしいのですが、その方法がわからないので困っています。
「小出しに怒る方法」募集中です。

でも、ブログを開設しておいてよかった〜。

今までのわたしだったら、ずーっと我慢し続けたあげくOD(薬物を過剰摂取すること。わたしの場合は睡眠薬)かリストカットで救急車ってパターンでしたよ、きっと。

*参考までに*

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