ことほど左様で、9月と10月が消えてしまいました。
もうすぐ11月も終ろうとしているのに振り返るのもなんですが、自分の記録ということで、出かけた演奏会を振り返ってみたいと思います。
で、でも、ほとんど記憶から抜け落ちているので、感想文というよりとにかく記録です。
まず9月は、マリア・フォシュストロームさんの名フィルデビュー演奏会と、モーツァルト＆ドブロゴスという新旧のレクイエム演奏会のあと、こちらに出かけました。
名フィル 第27回市民会館名曲シリーズ
「チャイコフスキー・ツィクルス�供�
チャイコフスキー：交響曲第2番 ハ短調 作品17『小ロシア』
――休憩（20分）――
チャイコフスキー：交響曲第5番 ホ短調 作品64
〈アンコール〉
チャイコフスキー：オペラ『エフゲニー・オネーギン』より「ポロネーズ」
指揮：小泉和裕
2011年9月28日（水）18：45
中京大学文化市民会館オーロラホール
・・・・・・・・・ああぁ、記憶がぁ・・・・・・ない。
アンコールがノリノリで楽しかった……という記憶以外ちょっと（こら）
第2番が、何と言うか、毛羽立っていたというか、もそもそっとしていたような記憶がかすかにあります。。。
第5番は、怖れていた全休止でのフライング・ブラヴォーも起きずまとまりもよい、幸せなチャイコフスキーだったような気が。。。
はい、次行きます。
10月です。
名フィル コバケン・スペシャル Vol.23
「ベートーヴェン・セレクション�供�
ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73 『皇帝』*
――休憩20分――
ベートーヴェン：交響曲第5番ハ短調 作品67『運命』
〈アンコール〉
ダニーボーイ
*ピアノ 仲道郁代
指揮：小林研一郎
2011年10月6日（木）18：45〜
愛知県芸術劇場コンサートホール
小林先生と仲道さんなので、安心感と安定感いっぱい、そしてプレトークも実に面白いエンターティンメント性溢れる楽しい演奏会でした。
意外だったのは、小林先生の第5番が予想よりもずいぶんあっさりとしていたこと。
もっと、
「だっだっだっだぁーーーーーんんん、、、んふ（息を呑む音）はっ、だっだっだっだぁーーーーーんんん！」
という感じだと思っていたら、何の何の、フィッシャー親方ほどはあっさりしていないものの、いわゆる小林先生的部分がいい感じにまろやかになったスタイリッシュで絶妙なタメのある素敵なベートーヴェン。
あまりにも有名な5番だし、特にこう何かというわけでもないのかなぁ……と思いながら出かけたのですが、しっかり感動しました。
アンコールのダニーボーイは、まあ、小林先生ということで。
・・・・・・・・・
このころすでに連日の研修でバテていて、聴きにいくのをやめようかなとも思いましたが、苦手な（というか、交響曲第8番の第2部同様よくわからないのです。。。身内にきわめて詳しい人間がいるのですが。。。）『大地の歌』なので克服せねば……ということで出かけました。
こちらの演奏会です。
名古屋シュピールシンフォニカー第3回演奏会
名古屋マーラー音楽祭 第1部演奏会（10月公演）
ヒンデミット：ウェーバーの主題による交響的変容
――休憩――
マーラー：交響曲『大地の歌』
指揮：井崎正浩
アルト：菅 有実子
テノール：土先 譲
2011年10月9日（日）16：30〜
愛知県芸術劇場コンサートホール
どんな『大地の歌』になるのかなぁ……と、期待やいろいろなドキドキを抱えて出かけました。
ところどころ危うい部分はあったものの、あれだけの大曲を大きな破綻なく聴かせてくださった名古屋シュピールシンフォニカーというオーケストラはすごいと思いました。
そして、アルトが素晴らしかったです。
テノールは声が最初出ていなくて、だんだん出るようになるのかなぁと期待しましたが、結局最後まで声量が不十分だったのが残念でした。
う〜ん、でも難解な曲だわぁ、やっぱり『大地の歌』って。。。
でも、「わからない」とか書くと長々しい講釈が始まりそうだから、あまり大きな声では言えないわけで、苦手ということは内緒です。。。あはははは。
そして10月最後の演奏会はこちら。
名フィル 第384回定期演奏会
「愛と死」シリーズ 『狂気の愛』
ラヴェル：亡き王女のためのパヴァーヌ
ショーソン：愛と海の詩 作品19*
――休憩（15分）――
シャスラン：歌劇『嵐が丘』（抜粋）〈日本初演〉*
ビゼー：歌劇『カルメン』組曲
指揮：フレデリック・シャスラン
ソプラノ：砂川涼子*
2011年10月22日（土）16：00〜
愛知県芸術劇場コンサートホール
このころも連日研修の上、精神的にもかなり参って激ヤセ真っ最中で（今でも体重は下げ止まっていません。。。）、出かけるのが躊躇われましたが、『嵐が丘』目当てで聴きに行きました。
プログラムが多彩、というか満載で、集中力が時々途切れそうになりました。
ショーソンの時にはまさしく海を思わせる深いコバルトブルーのドレスを、そして『嵐が丘』では、まるで血しぶきのように見える細かい花が身頃から裾にかけて飛んだドレスを身に纏った砂川さんが素敵でした。
演奏も「愛と海の詩」と『嵐が丘』がよかったなぁ。
ラヴェルは最初のホルンからちょっと残念な感じで、それがずっと続いてしまい全体的に茫洋としたものになっていた気がします。
そして、最後にあの『カルメン』組曲が必要だったのだろうかなどと思ってしまいました。
まあ、最後が一番盛り上がったんですが、演奏は？？？？？という感じでした。
『嵐が丘』が、ところどころミュージカルのように聴こえる（のは英語歌唱だったからかな？）、非常に聴きやすく馴染みやすく、盛り上がる部分も多い曲だっただけに、どうせなら『カルメン』なしで、『嵐が丘』から5曲じゃなくて、もっと聴かせてくれたらよかったのにぃ！と勝手に思いながら会場を後にしました。
『嵐が丘』は、機会があったらぜひ全曲を聴いてみたいです。
と、思い出しながら書き出してみました。
本当ならば、名芸のマーラー2番にも出かける予定だったのに、とてもそんな状態ではありませんでした。
出かけた演奏会でも、演奏中にどうしても研修や諸々のことに思いが行ってしまって、音楽の中に身を置くのは難しい状況でした。
そのとき耳にしている音楽のことだけに集中できなかったのがとても残念！！！
演奏会に出かけられない状況はまだまだ続くと思いますが、ピンポイントで出かけたいと思います。
っていうか、早く仕事に慣れたいわ。。。。
あ、
明後日27日のマーラーの第9番は聴きにいきますよ〜
もうすぐ11月も終ろうとしているのに振り返るのもなんですが、自分の記録ということで、出かけた演奏会を振り返ってみたいと思います。
で、でも、ほとんど記憶から抜け落ちているので、感想文というよりとにかく記録です。
まず9月は、マリア・フォシュストロームさんの名フィルデビュー演奏会と、モーツァルト＆ドブロゴスという新旧のレクイエム演奏会のあと、こちらに出かけました。
名フィル 第27回市民会館名曲シリーズ
「チャイコフスキー・ツィクルス�供�
チャイコフスキー：交響曲第2番 ハ短調 作品17『小ロシア』
――休憩（20分）――
チャイコフスキー：交響曲第5番 ホ短調 作品64
〈アンコール〉
チャイコフスキー：オペラ『エフゲニー・オネーギン』より「ポロネーズ」
指揮：小泉和裕
2011年9月28日（水）18：45
中京大学文化市民会館オーロラホール
・・・・・・・・・ああぁ、記憶がぁ・・・・・・ない。
アンコールがノリノリで楽しかった……という記憶以外ちょっと（こら）
第2番が、何と言うか、毛羽立っていたというか、もそもそっとしていたような記憶がかすかにあります。。。
第5番は、怖れていた全休止でのフライング・ブラヴォーも起きずまとまりもよい、幸せなチャイコフスキーだったような気が。。。
はい、次行きます。
10月です。
名フィル コバケン・スペシャル Vol.23
「ベートーヴェン・セレクション�供�
ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73 『皇帝』*
――休憩20分――
ベートーヴェン：交響曲第5番ハ短調 作品67『運命』
〈アンコール〉
ダニーボーイ
*ピアノ 仲道郁代
指揮：小林研一郎
2011年10月6日（木）18：45〜
愛知県芸術劇場コンサートホール
小林先生と仲道さんなので、安心感と安定感いっぱい、そしてプレトークも実に面白いエンターティンメント性溢れる楽しい演奏会でした。
意外だったのは、小林先生の第5番が予想よりもずいぶんあっさりとしていたこと。
もっと、
「だっだっだっだぁーーーーーんんん、、、んふ（息を呑む音）はっ、だっだっだっだぁーーーーーんんん！」
という感じだと思っていたら、何の何の、フィッシャー親方ほどはあっさりしていないものの、いわゆる小林先生的部分がいい感じにまろやかになったスタイリッシュで絶妙なタメのある素敵なベートーヴェン。
あまりにも有名な5番だし、特にこう何かというわけでもないのかなぁ……と思いながら出かけたのですが、しっかり感動しました。
アンコールのダニーボーイは、まあ、小林先生ということで。
・・・・・・・・・
このころすでに連日の研修でバテていて、聴きにいくのをやめようかなとも思いましたが、苦手な（というか、交響曲第8番の第2部同様よくわからないのです。。。身内にきわめて詳しい人間がいるのですが。。。）『大地の歌』なので克服せねば……ということで出かけました。
こちらの演奏会です。
名古屋シュピールシンフォニカー第3回演奏会
名古屋マーラー音楽祭 第1部演奏会（10月公演）
ヒンデミット：ウェーバーの主題による交響的変容
――休憩――
マーラー：交響曲『大地の歌』
指揮：井崎正浩
アルト：菅 有実子
テノール：土先 譲
2011年10月9日（日）16：30〜
愛知県芸術劇場コンサートホール
どんな『大地の歌』になるのかなぁ……と、期待やいろいろなドキドキを抱えて出かけました。
ところどころ危うい部分はあったものの、あれだけの大曲を大きな破綻なく聴かせてくださった名古屋シュピールシンフォニカーというオーケストラはすごいと思いました。
そして、アルトが素晴らしかったです。
テノールは声が最初出ていなくて、だんだん出るようになるのかなぁと期待しましたが、結局最後まで声量が不十分だったのが残念でした。
う〜ん、でも難解な曲だわぁ、やっぱり『大地の歌』って。。。
でも、「わからない」とか書くと長々しい講釈が始まりそうだから、あまり大きな声では言えないわけで、苦手ということは内緒です。。。あはははは。
そして10月最後の演奏会はこちら。
名フィル 第384回定期演奏会
「愛と死」シリーズ 『狂気の愛』
ラヴェル：亡き王女のためのパヴァーヌ
ショーソン：愛と海の詩 作品19*
――休憩（15分）――
シャスラン：歌劇『嵐が丘』（抜粋）〈日本初演〉*
ビゼー：歌劇『カルメン』組曲
指揮：フレデリック・シャスラン
ソプラノ：砂川涼子*
2011年10月22日（土）16：00〜
愛知県芸術劇場コンサートホール
このころも連日研修の上、精神的にもかなり参って激ヤセ真っ最中で（今でも体重は下げ止まっていません。。。）、出かけるのが躊躇われましたが、『嵐が丘』目当てで聴きに行きました。
プログラムが多彩、というか満載で、集中力が時々途切れそうになりました。
ショーソンの時にはまさしく海を思わせる深いコバルトブルーのドレスを、そして『嵐が丘』では、まるで血しぶきのように見える細かい花が身頃から裾にかけて飛んだドレスを身に纏った砂川さんが素敵でした。
演奏も「愛と海の詩」と『嵐が丘』がよかったなぁ。
ラヴェルは最初のホルンからちょっと残念な感じで、それがずっと続いてしまい全体的に茫洋としたものになっていた気がします。
そして、最後にあの『カルメン』組曲が必要だったのだろうかなどと思ってしまいました。
まあ、最後が一番盛り上がったんですが、演奏は？？？？？という感じでした。
『嵐が丘』が、ところどころミュージカルのように聴こえる（のは英語歌唱だったからかな？）、非常に聴きやすく馴染みやすく、盛り上がる部分も多い曲だっただけに、どうせなら『カルメン』なしで、『嵐が丘』から5曲じゃなくて、もっと聴かせてくれたらよかったのにぃ！と勝手に思いながら会場を後にしました。
『嵐が丘』は、機会があったらぜひ全曲を聴いてみたいです。
と、思い出しながら書き出してみました。
本当ならば、名芸のマーラー2番にも出かける予定だったのに、とてもそんな状態ではありませんでした。
出かけた演奏会でも、演奏中にどうしても研修や諸々のことに思いが行ってしまって、音楽の中に身を置くのは難しい状況でした。
そのとき耳にしている音楽のことだけに集中できなかったのがとても残念！！！
演奏会に出かけられない状況はまだまだ続くと思いますが、ピンポイントで出かけたいと思います。
っていうか、早く仕事に慣れたいわ。。。。
あ、
明後日27日のマーラーの第9番は聴きにいきますよ〜
食品を食べてもいいかなぁ〜って。（コラ）
）こうなってしまいます。
